飲食業からの大幅な事業拡大
伴走支援で地域経済の成長を目指す
株式会社ヒイズル様
1964年に創業した「あかね荘」。弊社は福岡県最古といわれるブランド牛「筑穂牛(ちくほぎゅう)」の専門店として、地域の皆様に愛される店を目指して歩んで参りましたが、近年は筑穂牛の肥育農家の廃業が増え、供給量の減少が課題でした。「このままでは伝統ある筑穂牛がなくなってしまう」コロナ禍に抱いた危機感と生まれ育った地域への恩を返したい、筑穂牛を後世に伝えていきたいという強い思いから、廃業した肥育農家もスタッフに加え、筑穂牛の肥育、精肉、食品加工、販売まで事業分野の拡大を決心しました。しかし、既存事業である飲食業と勝手が異なる畜産業、食品加工・小売業に苦戦。事業計画の通りに収益が伸びていかない中、九州経済産業局の「官民合同チームによる伴走型支援事業」を紹介され同事業に携わる篠原先生に出会い、「ローカルベンチマーク(ロカベン)」を作成しながら事業戦略の見直しを支援いただくこととなりました。私自身がプレイヤーとして現場入ってしまう時間が非常に多く、経営についてじっくりと考える時間が取れなかった中で、ロカベンの作成や篠原先生との対話を通じ、事業全体を客観的にみることができるようになりました。事業の強みと弱み、課題の抽出ができたことで、今後のビジョンや逆算していますべきことがより明確になったと感じております。経営者に寄り添い、我々と一緒に走ってくださる篠原先生のサポートスタイルは、私たちにとって非常に心強かったです。今後も引き続き福岡県飯塚市の地域経済の成長を目指し、日本全国のお客様にも地域の皆様にも喜んでいただけるような企業になれるよう精進して参ります。
事例詳細
「企業の健康診断ツール」であるローカルベンチマーク(ロカベン)を使用し「財務(財務情報)」「非財務情報」の両面から経営の健康状態を分析・診断。飲食店から畜産業、食品加工業、小売業へと事業拡大する株式会社ヒイズル様の経営支援の様子がインタビュー記事となりましたので、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

代表取締役
井上直樹さん
経営支援で見えた「NPOならではの課題」
わがことの成長を加速させてくれた
特定非営利活動法人わがこと様
私たち「特定非営利活動法人わがこと」は、活動中のNPO法人様へのアドバイスやサポート、NPO法人様の既存の活動に対して今後も継続的に事業を進める上でのアドバイスをさせていただいたり行政との間を取り持つなどの「NPO支援を行っております。NPO法人というのは、主に補助金や助成金を中心に、またはそれらの資金のみを活用して事業をしている法人が多くみられ、法人内に財務や資金調達などファイナンスに明るくない方が多い傾向にあり、私たちも例に漏れず同じ課題を抱えていました。しかし近年、弊社の事業規模が徐々に拡大するにつれ、お金の先出が増えてきたことで資金調達を考えるようになり、篠原先生に経営支援をお願いする運びとなりました。資金繰りのやりくり、どのような金融機関があるのか、そもそもNPO法人は資金の借入ができるのか、など、篠原先生のコンサルテーションを受ける過程でこれまで私たちが見えているようでしっかりと見えていなかった部分への気付きがあり、NPO支援を主軸とする私たちだからこそ、法人経営の要となる財務・資金調達の部分について改めて向き合い、改善していくことが必要だと感じました。次年度以降も活動の拡大が予想されるこのタイミングで、経営支援を通じて私たちへアラートを鳴らしてくださった篠原先生には非常に感謝しております。今後に向けて引き続き篠原先生のご支援を受けながら、これまで以上にNPO法人様に寄り添ったサポートを提供していける体制を築いていけたらと思っております。
事例紹介
財務面や資金調達に詳しい人材の不足が課題となることが多いNPO法人。本件では、次年度に大規模案件の受注可能性が見え始めたわがこと様からの相談を受け、今後に向けていまからどのような資金繰り、資金調達をすればいいのかを先読みしてアドバイスさせていただくなど、NPO法人が抱える経営・特にお金にまつわるお悩みや課題についてサポートさせていただきました。現在も月次収支のチェックなど、引き続き経営面における支援をさせていただいております。
特定非営利活動法人わがこと オフィシャルサイト

代表理事
大美光代さん
既存サービスの棚卸しで事業全体を精査
目標に向けた逆算でTODOが明確に
SALYU(サリュ)様
香川県へ移住後、手探りで始めた事業。当初は、新天地での様々なご縁ときっかけから何とかチャンスを広げたい一心で「ご相談いただいたお話は全て案件化してクライアントに喜んでいただく」をモットーに全力で動いていました。気付けば何屋さんかわからないほど事業が多岐に渡りすぎてしまい、経営を圧迫している事業も散見するように。篠原先生の経営コンサルティングでは、事業を絞ること、赤字事業は勇気を持って辞めること、また、目標を立ててそこから逆算して行動することを、ひとつずつ一緒に整理いただきました。ひとりで事業をしていると自身のビジネスについて相談できる相手もおらず路頭に迷っていましたが、頑張る人に寄り添い一緒に走ってくださるスタンスの篠原先生のサポートで前向きに臨むことができました。篠原先生は、我々経営者の視点で共に悩み考えてくださる熱い先生です。「こんな初歩的な質問でいいのかな?」と思うような超基礎的な質問もたくさんさせていただきましたが、ひとつひとつ親身になって答えてくださると共に、ときに挫けそうな気持ちを明るく励ましてくださったことで、私の現在があります。ご自身の事業でお悩みを抱えている方には、ぜひ一度、SaCさんのコンサルティングを通じて、ご自身の事業を見つめ直してみることをおすすめします。
事例詳細
個人事業主として、動画制作、ライター、セミナー講師、SNSの運用やコーチングなど幅広く案件を受託していたSALYUさん。売上UPや今後の法人化に向けて赤字事業の整理と今後主軸にしていく事業を3つに絞り、サービスリニューアルに向けてサポートさせていただきました。

代表
吉田小百合さん